ブラックバッカラ

HPと防御力も高く、これといった欠点が存在しない優秀なフラワーナイト。
移動力が430と平均よりもやや低いが、他のメンバーで十分カバーできる範囲。
スキルやアビリティ構成からもツバキを二回りほど強くした感じである。

アビリティは★6標準の「パーティ全員攻撃力15%アップ」ではなく「自身を含む2人が攻撃力35%アップ」という強力なもの。
進化後最終値の攻撃力は、7338に35%増のアビリティ補正が常にかかるため、スキル未発動でも攻撃力は9906。
これにスキル発動時は更に2.2倍、かつ全体攻撃なので★6の強さを分かりやすく体験できることだろう。
反面、進化アビリティがパーティの防御力が15%上昇と現状あまり機能しないのはご愛嬌。

2016年11月21日に開花対応された。
開花後はステータスが全体的に強化されHPは2万台まで上昇、総合力もハツユキソウを追い越し、対応時点で全キャラNo1となった。
アビリティ面では元々特徴的だった攻撃力アップが大幅に強化されており、自身含む二名に50%、パーティ全体に10%と長所を伸ばしつつ汎用化した。
しかも効果は重複するため、本人含む二名に60%という強力な効果を付与する。
これにより、本人の攻撃力は常時12816という凄まじい数値となった。
この攻撃力に加えて、スキル発動率アップも新たに習得しており、高い火力を活かしやすくなっている。

複雑なアビリティを一切持たず、「近づいてぶった切る」だけの豪快さ
初期から変わらない、分かりやすい★6の強さを見せつけてくれるだろう。

イベントに極限任務にと八面六臂の活躍が期待できるので、運良く迎えることができたなら大切に育てよう。

2017/07/03 開花アビリティが【自身を含む2人の攻撃力が50%→65%上昇、防御力が15%→22%上昇】に上方修正された。
2018/03/26 【戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が10%上昇】が【戦闘中、パーティメンバーの攻撃力が戦闘開始時の敵の数×15%上昇】に上方修正された。
2018/05/28 開花アビリティに【パーティメンバーのスキルダメージが12%上昇】が追加された。
2018/06/11 スキル倍率が2.2倍→2.8倍、発動率が24(34)%→27(37)%に上方調整された。
2020/11/09 第1アビリティのパーティメンバーのスキルダメージが12%→15%に上昇した。
2020/11/09 第3アビリティの「パーティメンバーの攻撃力が戦闘開始時の敵の数」×15%が×20%に上昇した。

ブラックバッカラはバラの園芸品種のひとつである。フランスのメイアン社より2000年作出。
名前にブラックが使われているが、実際にはドス赤い花をつける、いわゆる「黒バラ」の一種。
黒バラの中でも黒みは強めで、かつ日焼けしにくいため、綺麗な黒色が出やすいのが特徴。
花弁が厚く、花持ちも良い。花屋で売られている「黒バラの切り花」は、大体がこの品種である。
バッカラ(Baccara)というのはトランプゲームの「バカラ(Baccarat)」のフランス語綴りで、元々はイタリア語で「ゼロ」という意味がある。
恨み、憎悪、嫉妬、復讐、不幸、死など、過激な花言葉持ちが多い黒バラだが、「永遠の愛」という花言葉も持っている。
現代の日本では馴染みが薄いが、欧米などでは黒いバラはアナーキズムのシンボルとされることがあり、
アナーキー関連の企業や雑誌類などに、ブラックローズの名を冠しているものもある。

青バラは、元から野生種として自然界には存在していない。
黒バラについては、上記にも記載の通り、純粋に真っ黒なのではなく、「黒みが強い濃い赤バラ」のことをさすため、品種としては存在している。
しかし、基本的には人為的に品種改良されたものであり、トルコのハルフェティという小さな村に咲く黒バラが一時、漆黒のバラとして話題を広げたが、
これらはニュースにする際に画像のデジタル加工が行われたデマであった事が後に明らかになっている。
また、上記ハルフェティの黒バラのルーツとしては、Turhan Baytop氏の研究によって、フランスで作出された黒バラの代表的な品種でもある「ルイ14世」が、
何らかの形で現地に持ちこまれた結果生まれたものであるとのこと。
そのため、現在では漆黒と表現するに値する黒バラというものがあるとすれば、前述の様に、デジタル加工された画像または写真、
あるいは白バラに対し、黒インキを吸わせる事で人工的に作られた人工物のいずれかであるとされる。